娘との毎日にあった絵本
私は幼い頃から物語が好きで、自分で読めるようになってからは、家にあるお気に入りの絵本を何度も繰り返し読んでいました。
特に、アンデルセン童話やイソップ物語、日本の昔話など、昔から語り継がれているお話が好きだったことを覚えています。
その後、幼稚園教諭として働く中で、絵本は身近な存在であり続けましたが、子どもと絵本の関係について深く考える機会はあまりありませんでした。
そんな私が絵本に改めて魅了されたのは、妊娠と子育てがきっかけです。
妊婦教室で、妊娠中からの読み聞かせの大切さを知り、すぐに赤ちゃん絵本を購入し、読み聞かせを始めました。
出産後も、夜は絵本を読んでから眠りにつくことを習慣にし、日中も絵本を通してたくさん声をかけてきました。
やがて娘は、好きな絵本の内容を覚え、自分でページをめくりながら楽しむようになりました。
その姿がとても愛おしく、気づけば私自身も、改めて絵本の魅力に引き込まれていました。
娘の問いかけが気付かせてくれた、私がやりたいこと
ある日、4歳になった娘に「かあちゃんは大きくなったら何になりたい?」と聞かれました。
何気ない一言でしたが、そのとき私は「絵本屋さんになりたいな」と答えました。
この言葉が、自分の気持ちと向き合うきっかけになりました。
またそれを機に、保育の現場で抱き続けてきた「子どものために何ができるか」という思い。
それに絵本が強く関係しているんじゃないかと気付きました。
大好きな絵本と、子どもが健やかに育つ環境づくり。
自分の好きなこととやりたいことが、ぴたりとかみ合った瞬間でした。
子どものよりよい育ちのために。絵本講師として踏み出す新たな一歩
子どものよりよい育ちのためには、保護者の存在が欠かせません。
だからこそ、絵本を通して親子を支え、安心して過ごせる場所をつくりたいと考えるようになりました。
子育ての中で、絵本に救われたと感じたことや、絵本があったからこそできた経験が、私にはたくさんあります。
その温かさや喜びを、より多くの人に伝えていきたいと思うようになりました。
親子で絵本を楽しむ時間が、子どもの豊かな育ちにつながる。
そう信じて、自分の夢に一歩近づくために、絵本講師養成講座の受講を決めました。
